| げいむなど | 18:52 |
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XBOX360のコアシステムが日本でも登場することとなった。コアシステムの詳細については、以下の記事等を参照して欲しいが、簡単に言えば機能低下による廉価版である(といっても、性能が変わるわけではない)。
MS、機能を抑えて低価格化を図ったXbox 360新ラインナップ
コアシステムの登場は360が国内市場で初期にアピールしていた「ハイデフ」の連呼の終焉を意味するかもしれない。
コアシステムではHDDが付属しないため、360を購入直後から豊富な体験版や配信コンテンツの恩恵を受けることが出来ない。そして、付属するAVケーブルがただの赤白黄のコンポジットであることで、次世代のゲーム体験が「不可能」になる(実際にはそうではないが、敢えてここではそう言い切る)……これは、既存の箱ユーザーにとっては、結構なイメージダウン、あるいはハードの魅力の減少と写るだろう。
ただ、そうした機能性や「ハイデフ」、Liveの完成度やそのインフラは、今まで国内市場では殆どと言っていいほど多くのユーザーにとって魅力あるものとはアピールできていなかった。それが現在の売り上げの低迷にも繋がっている。
果たして、ハイデフが必要なのか?その環境がどれほど多くのゲーマーが所持しているのか?Liveを対戦やコミュニケーション以外にも使いこなすユーザー数がどれくらい居るのか?
……この設問は北米に限れば、全てが「沢山いる」あるいは「今後有望」となるだろうが、ここ日本ではそうではない。
実体験から話せば、Liveの素晴らしさ等々は、正直、箱非所持者にはまったくといっていいくらい理解されないものだ。「体験版やムービーが逐次配信されたりする」と言っても、『そんなものよりソフトもっと出せよ』というのが大まかな反応と言っていいw 実際に所有して体感しないと全くもって魅力的と映らないのが実情だ。特に国内では。
無論、ハイデフについても同様で、既所持者のハイデフ指数もそれほど高いわけではなく(そういう自分も殆ど99%はPCモニタでVGAケーブル接続で遊んでいるし、5.1chはバーチャルサラウンドの奴だ)、これから買うことを検討しているゲーマーの多くも、ハイデフなテレビは所持していない場合が多い。仮にD端子があってもD2解像度止まりだろう。デジタル化への移行は総務省なんかも懸念しているように遅れているのだ。
そう考えると、コアシステム。結構良い商品なのかもしれない。---ここ日本に限っては。
MSが日本の環境を理解したのか、あるいは値下げが難しいので『取り敢えずコアシステム出すか』となったのかは定かではないが(両方という可能性もある)、結果的には良い方向に向かうと思う。まぁ、既存ユーザーにとっては、体験版やムービーの配信、各ソフトの追加コンテンツ等でHDDの恩恵をこれから増えるユーザーと共有できないのが残念ではあるが(追加で周辺機器を揃えるのはコアなゲーマーだけだ)、間口を広げて現実的な方向へ舵を切ったのは良しとしたい。
これでコアシステムが今までの通常版の何倍も売れるようなら(コアシステムは北米では殆ど売れていない)、ちょっとゲーマーとして日本市場を考え直さなければいけなくなる。そして、そんな自体になれば、やはり次世代機で最も優位に立っているWii(@日本)の戦略が正しかったことの例証となるかもしれない。でも、WiiにもVGAケーブルや光オーディオ出力装置くらいは出して欲しい俺が居るわけでw 新しい時代の流れの中では、こういう発想のゲーマーというのは、もうロートルなのだろう。
しかし、任天堂は今回上手くやっている。本当に。HDDは無いけど、フラッシュメモリを512MB積んでいるから、ちょっとした配信コンテンツなんかは楽しめるわけだし、しかもコアシステムよりも更に安いだろう。そういう意味ではハード設計的には最も手軽かつ現実的解法でネットワークを活かそうとしている。ま、最終的な結論はハード発売後になるだろうけど、箱がコアシステムを日本で販売しなくちゃいけなくなった時点で、「ハイデフ」な次世代機の時代も、Supercomputerな某次世代機の時代も既に過去のものとなった観があるのは確かだ。
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